長男が新小1のSAPIX入室テストを受けて入室基準を満たした話

SAPIX低学年(新小1~小2)

ぶーぶ
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皆様、こんにちは~

気づけばもう3月。ぶーぶがブログを始めてから早4ヵ月が過ぎ…。

更新をさぼりまくっていることを反省し、今日は長男の中学受験対策の記念すべき第一歩となった、SAPIX入室テストに合格した話について書いてみようと思います。

SAPIXに入りたい!!

現在(2023年3月)、年長さんの長男。区立保育園に通い、4月からは学区内の区立小学校に通う予定の、いたって普通の男の子です。ただ、中学からは、大学受験のためのカリキュラムがしっかり組まれている私立の中高一貫校に行くことが望ましいと、親として現時点では考えていることから、今後、中学受験の対策は必要となります。

そこで、関東圏で難関中学の受験にとても強いと言われているSAPIXがいいのかなと考え、長男が年長さんの初夏6月くらい?)くらいになって、ネットでいろいろと調べはじめました。

ぶーぶ
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中学受験するにしても、塾に行くのは小4くらいからでいいよね。

小1~3は基礎学力を身につけつつ、低学年のうちはのびのびとあそばせておこう!

と思っていたのですが、、、最近は塾に入るのにもテストが必要なことに加え、人気の校舎は定員オーバー状態で、新小1年以外はそもそも新規募集をしていないところもあることが分かりました。。。。

ぶーぶ
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入塾テストがあることは予想していたけど、定員オーバーで募集停止状態となっているとまでは思わなかった。。。東京ってこわい(笑) ←地方出身者の感想

そうと分かればテストにさえ合格すれば確実に入塾できる新小1で入るしかない!

まずは家から近い校舎を調べて、その校舎のSAPIXサイトに長男を登録し入塾テストの情報を入手したり、入塾テストの申し込みができるようにしました。(テストの情報は試験の1カ月前くらいに公開されます。また、すぐに申し込み人数が上限に達するようなので、申し込み開始の日時になったら、すぐに申し込む方がよいと思います。)

入室テストは晩秋~初冬あたりとのこと、SAPIXに登録してから入塾試験までの準備期間は半年くらいしかありませんでした。

3歳からなんとなーくでゆるーい家庭学習は行ってきたものの、入室テスト合格という目標ができた以上、合格を意識した上で学習に取り組む必要性がでてきました。

SAPIX 新小1入塾テストで求められる点数と問題の内容

正直なところ高いレベルは求められていないと思います。

入室基準の点数は国語、算数の2教科の合計で80点/200点程度です。

テストの内容は以下のような感じでした。

国語 

①正しく読める字で平仮名が読める書ける。

②基本的な野菜(じゃがいも、にんじん等)や動物(かば、きつね等)の絵を見て、平仮名で書くことができる。

③イベント(ひなまつりや七五三等)に関連する絵を選ぶことができる。

④いくつかの平仮名を与えられて、それらを組み合わせて単語をつくることができる。(長男の試験では、はと、ぺりかん、かるがもなどの鳥の種類で単語を作る問題でした。

⑤150~200字程度の読解問題(1問だけ文章から単語を抜き出して記述させる問題あり。その他は主に心情にかかる選択問題。ひっかけ問題や難しいものは無し。)

⇒語彙力については、特別に学習させるというよりは日常的にいかに様々なことを経験させていたり、お話しをしていたり、と言ったことが重要になるのかなと思いました。例えば、動物園や水族館に行って、動物や魚の話しをしたり、イベントについても簡単でいいので家庭内でお祝いをし、その際にその文化についてお話しをしたり…。図鑑や本で勉強するのもいいですが、こういった実体験の方が身につくのかなと思います。また文章読解についても心情を問うものが多く、絵本などが読めて登場人物の気持ちや本人の感想などについてお話しできていれば大丈夫だとは思うものの、「文章読解」が問題として初めてになってしまうと、試験本番で形式的に面くらう可能性があるので、ほんとに基礎的なレベルで事前に練習しておく方がよいと思いました。

算数

①絵を見て10までの数を数える。(例、おやつはいくつかありますか)

②絵をみて数を数え、残りいくつで10になるかを数える

③より太い、多い、重い、背の高い方等を選択する。

③正方形のカードの穴埋め問題。回転させて、穴埋めに当てはまる形を選択する。

④文章問題。短い説明文や例をみてルールを理解し、そのルールを適用して小題に答える。

基本的に絵を見ながら数を数えて簡単な足し算をする感じです。いわゆる「1+1=2」みたいな計算問題はでませんが、それができることを前提にした問題だと思います。また、0の概念はわかっていた方が分かりやすい問題もありましたので、教えてあげておいた方がよいと思います。太さや重さの比較の問題については、算数というよりは、七田式でいうところの「ちえ」のような問題でした。形の問題は、簡単ではあるものの事前に簡単な問題で練習はしておいた方がいいかも、と思いました。最後の文章問題は、小題が3問程度あったのですが、小題の3問目あたりの問題はまぁまぁ難しいとおもいました。練習問題で練習できれば望ましいもののこの力を家庭で身につけるのは結構難しいと思うので、入室テストでは入室基準を満たせばよいということを考えれば、全体で半分くらいの点数がとれればよいので、文章題については対策しなくても大丈夫なのでは?と個人的には思っています。

我が家の0~5歳の教育方針

長男は0才8カ月から保育園には通っていたものの、知育教室的なものを含め何も習わせたりしておらず、のびのび(放置?)育てていました。平日は私も旦那もフルタイムの仕事ですので、習い事に行くのであれば土日となりますが、休みの日に習い事に行くよりは、家族で旅行や公園に遊びに行ったりすることを優先させていました。動物園、水族館、恐竜博物館、美術館…親の趣味も兼ねて、たくさんの場所に子供と一緒に行っていました。

ぶーぶ
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ぶーぶの趣味、というか息抜きは旅行です。

北陸に行った際は福井まで足を延ばし、福井県立恐竜博物館も行きましたよ。

千葉にレンタカーでドライブに行く際は鴨川シーワールドにも良くいきます。

(カモシ―のシャチのショーが好きすぎる笑)

ただ漠然と「小学校入るまでに平仮名、カタカナは読めるようにしておいてあげないとなぁ」と思っていて、0才の頃から1日2冊程度の絵本の読み聞かせは行い、また3歳くらいからは家で平仮名なども教えてあげないといけないなぁと思っていました。

3~4歳の間の長男の学習について(ワークドリル、ポプラ社の絵本)

おかげ様で3歳頃になると文字に興味を持ち出し、簡単なドリルをしながら、机に座って平仮名などの簡単なお勉強を始めました。

まず最初に、長男と取り組んだのは、学研の幼児ワーク 夏のおけいこ 3歳

これは文字と1~10の数字に加え、はさみを使った工作などもあって、工作大好きだった長男は大喜びでした。

1日1ページ。たまにお休み(親が…)しつつも、2~3か月くらいで親子で楽しんで終わらせることができました!このワーク、机に座って鉛筆やはさみやのりを持ち、集中して作業するということのとっかかりのドリルとしてはとてもふさわしいものだったと思います。

シール遊びやハサミを使った工作を通して、平仮名と数字を学べます。

その後は長男自身で音読をさせようと思って、3~4歳 楽しみながら脳を活性化させる おんどくれんしゅうちょう (学研の頭脳開発)を購入してやらせたんですが、夏のおけいこほどははりきって取り組むことがなく、いまいち長男にははまりませんでした。

そこで、長男が当時はまりかけていたポプラ社のはじめての世界名作絵本を定期的に買い集め、夜寝る前に1冊選び、私と長男で1ページずつ交代で読めばお勉強にもなるかなと考え、ドリルやワークは少しお休みにしました。そうこうしているうちに、長男は平仮名はすっかり読めるようになりました。

ぶーぶ
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ポプラ社の絵本は安くて(1冊350円!)家計にやさしい。

長男、一番のお気に入りだったそんごくう。なぜか、他の本と比べて、とびぬけてページ数が多くて読むのが大変だった…

ちなみにカタカナについては、3歳に恐竜にはまり、そして4歳からはポケモンにはまり、気づいたら恐竜やポケモンの名前をとおして、すらすら読めるようになっていました(笑)

ぶーぶ
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毎晩、絵本読むだけで精一杯だったのもあり、カタカナまで教えるのはしんどいなーと思ってたので、これはうれしい誤算でした(笑)。

いや、笑いごとではなく、子供って興味があることは教えなくても勝手に吸収することを学ぶんですね。子供ってすごい!!!

平仮名もカタカナも数字の概念もわかってきた長男。次に何をさせようかなと思ってやらせたのが、七田式プリントです。

家の近所に公文もあって、通わせることも考えたのですが、「高い月謝払わなくても、家でプリントさせたらよくないか??」と考え、ネットでプリント関係を調べ、七田式にたどり着きました。

4~5歳の間の長男のお勉強について(七田式プリントC)

七田式プリントは1セットに「ちえ」「もじ」「かず」の3種類のプリントが各10冊(1冊24枚)入っており、計算などの左脳だけでなく、イメージや直感などの右脳をも意識した内容となっています。

すべてがカラーだったり、毎日ごほうびシールが貼れたりと幼児が楽しく続けることができる工夫もいっぱいです。

もじとかずは本当に基本的な内容という感じだけど、ちえのプリントはしっかりと頭(右脳)を使う内容になっており、就学前に基本的な学力をつけつつも、想像力も養うのにはもってこいな内容だと思います!

文字に加え、語彙力も増やすことができました。
1桁足し算や簡単な文章題から式を書かせる問題など。
図形や形などを学べます。0の概念についても!

また「1日3枚!15分でできます!」というキャッチフレーズにも惹かれましたが、ここはなかなかそうもいかず、内容によっては、1枚30分近くかかることもありました(笑)そういう場合は、当然、長男の機嫌も悪くなり、ぶーぶママの堪忍袋も限界が近くなり、、、正直、大変な日もありましたが、なんとかかんとか、いくつもの笑いと涙を乗り越えて(笑)約10か月近くかけてプリントCを全て終わらせることができました。このとき、6歳の8月。入室テストまではあと3、4ヵ月。

はて、このあとは何をしたらいいのか・・・

5~6歳の長男のお勉強について(SAPIXきらめき算数脳&学研プラス 小1 もっと読解問題

七田式プリントCの次に用意されているプリントDをやらせることも考えたのですが(このプリントD、全頁カラーに改訂されてからは口コミ評価もすこぶるよかったし、何よりプリントCがよかったのでやった方がいいかどうかは結構悩みました…。)、試験までの残りの期間はSAPIXの入室テストに特化した内容でお勉強させた方がいいのかなーと考え、長男には以下のドリルをしてもらうことにしました。

算数 →SAPIXブックス きらめき算数脳(入学準備~小1) かず・りょう & 図形・いち

国語 →学研プラス 小学1年もっと文章読解

算数はこの時点で1桁の足し算はできるようになっていたので、もう十分かなとは思ったものの、説明文を読んで自分でルールや規則を理解してそれを応用する力があればより安心かな…と思い、少し欲を出してSAPIXブックス出版の「きらめき算数脳(入学準備~小1) かず・りょう & 図形・いち」を購入して1日1問ずつやることにしました。(テストを終えてからの感想にはなりますが、どちらかだけであれば、「かず・りょう」の方をした方がいいかと思います

ただ、前述&後述にもありますが、この手の考える力は親が小手先で教えて一長一短で身につくものではないようで、なかなか子供自身の力だけで最後の問題まで解くことはできなかったり、難しくて途中で考えるのを止めてしまったりということが頻発…。結局、自分自身の力で最後まであきらめずに、できるところまで解くというレベルまでは達することなく、入室テストを終えています。

のあたりの力は小1になってから、SAPIXのプロの先生方にお任せするのがよいと思いました。

ぶーぶ
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いずれにしても、1桁の足し算ができれば算数は5割とれると思うので、

ここまで対策しなくても全く問題ない、というのがぶーぶの感想です。

次に国語について、少し長めの読解問題はまったくやっていなかったので、小1レベルの読解問題に特化したドリルを1冊させてみました。ドリルのレベルに関しては色々悩んだのですが、同様にSAPIX新小1の入室テストの対策についてのブログ記事を書かれている方を参考にさせていただき、学研プラス 小学1年 もっと文章読解を選択しました。七田式プリントCをすべて終わらせていたことに加え、ポプラ社の絵本やおしり探偵のシリーズ本など、まぁまぁ長い文章も一人ですらすら読めていたこともあり、「もっと」とついている、小1の入門レベルの少し発展的な内容にしましたが、入室試験の内容から考えて小1の基礎的なレベルができればまったく問題なかったと思います。

小1入門レベルはこちら→学研プラス 毎日のドリル 小1 文章読解

また、学研プラスの「毎日のドリル」シリーズは、学研の勉強管理アプリと連動させることができ、タイマーや点数等の情報を記録し、ドリルを進めれば進めるほど、アプリ内のキャラクターに餌をあげたり、仲良くなって「ひみつ」を教えてもらえたりと、子供が楽しくなる工夫がたくさん!長男もハムスターにひまわりの種をあげては、喜んでおりました。このアプリ連動に関しても選択した理由のひとつです。

ドリルをやればやるほど仲良くなれる設定が平和でかわいい

また、この時期からは試験のことを考え、経過時間を意識させながら問題を解いてもらいました。

ぶーぶ
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時間を意識するためにも、時計が読めないと厳しい。

うちの長男は若干怪しかったので、試験前に例えば、「20分」がどれくらいの時間で、

長い針がどれくらい移動するのかを、一緒に確認しました。

そして…入室テストの日

そして、ついに迎えた試験の日。

親は校舎前までしか付き添えません。長男にとっては始めて試験。

ぶーぶはもう心配で心配で心配でたまりませんでした。

ぶーぶ
ぶーぶ

「筆箱の中身大丈夫?鉛筆は全部尖ってる消しゴムは2つもった?」

「試験の前、トイレ行っといた方がいいよ。ハンカチぽっけにあるからね」

たかが塾の入室テストでこんなに緊張するなんて…これから先が思いやられるダメ母です…

もっと、「どんっ」と構えて強くならなきゃ…。

それに対して、長男ときたら、

長男
長男

うん!わかった!大丈夫だよ!

長男のこのあっけらかんな性格…完全に旦那似。うらやましいことに、どんなことでもあまり緊張することもなくとても楽観的です。これは得な性格だし、ほんと私に似なくてよかった。

長男は心配性の母を後にして元気に校舎に入っていきました。

そして試験が終わり、校舎からでてきた長男に感想を聞いたところ、

長男
長男

国語は全部できたよ。多分100点だと思う。

算数はちょっと難しくて、最後の方はよくわからなかった。

テストの後に少し授業があったけど、それはとっても楽しかったよ☆

とのこと。算数のテストはちょっと心配な発言でしたが、国語はできたみたいだし、なによりも2科目ちゃんと受験し、テスト後の体験授業も楽しく参加できたことがわかってとても安心たのを覚えています。

入室テストの結果(入室基準を満たしました!)

さてさて。試験の結果が届きました。結果は入室可!とりあえず、目的は達成できたのでほっと一安心&頑張った長男をおもいっきり褒めました!

国語は宣言どおり満点。答案用紙も返却されたので確認しましたが、しっかりした字でよく回答できていました。ほんと、よく頑張った!!!

算数は60点代。最後の文章題は大問をまるっとひとつ落としていました。前述したとおり、説明文を読んで規則を見つけ、できるところまで考えて答えをだす力については、家庭学習でつけることはできなかったようです。これは、教え方の問題だと思います…

間違えた問題は、長男と一緒にしっかりとやり直しをしました。4月からは、SAPIXのプロの先生の授業を受け、算数を楽しみつつ、答えを出すために最後まであきらめない力をつけていってほしいです。

入室テストの感想&その後(6歳~就学直前)の長男のお勉強について

入室テストを終えての感想ですが、

ぶーぶ
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いい経験になった~

これにつきます(笑)入室できたことは当然ですが、一人で机につき、答案用紙に受験番号と名前を書いて頑張って試験を受けたというこの経験こそが、長男にとってよい経験になったに違いありません。

また入室テスト後の家での学習ですが、SAPIXブックスのきらめき算数脳については、パズル形式のドリルもたくさん出版されており、パズル形式で頭を使って考えながら、計算力も鍛えることができる内容でしたので、1日2~3ページくらいですが毎日やってもらっています。また学研プラスの毎日ドリルシリーズについても、長男がアプリのハムスターを育てたがることもあり(笑)、小2の文章読解や小1の漢字、かけざんくらいをやってもらい、少しだけ先取り学習に努めています。

そして、今回の入室テストを通して、ぶーぶが最も学んだことは…

ぶーぶ
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子供の学習で親ができることと言ったら、管理サポート&基礎学力を教えることぐらい!

やはり学校の先生や塾の先生という職業があるからにはその道のプロがいるわけで、親とは言えどもド素人が勉強を教えたところで、子供が習得できるかというと必ずしもそうではないということが、今回よくわかりました。

やっぱりお金かかるけど、塾通いは必要かな…。

以上、今回初めて子供の学習について書いてみました。長男のSAPIXネタについては、また機会をみて書いていこうと思います!

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